
20代で介護職に転職するのは
「あり」なのか?
給料のリアル、働く場所の違い、資格の取り方、向いている人まで。未経験から介護職を考えている20代に向けて、良いことも大変なことも正直にまとめました。
「人の役に立つ仕事がしたい」
「でも、介護ってきついって聞くし、給料も安そう」
介護職が気になりながらも、一歩踏み出せない。
そう感じるのは、とても自然なことです。
ネットで調べると、「やりがいがある」という声と「やめておけ」という声が両方出てきます。
どっちを信じればいいのか、分からなくなりますよね。
先に結論です
- 20代の未経験からでも、介護職への転職は十分「あり」
- 給料は少しずつ上がっていて、資格を取るほど収入も上がりやすい仕事
- ただし、きつさは「どの施設を選ぶか」でまったく変わる。最初の職場選びがいちばん大事
つまり大事なのは、「介護職にするかどうか」よりも、「どんな介護の職場を選ぶか」です。
ここから、判断に必要な情報を順番に見ていきます。
介護職の給料はどれくらい?
まずは、いちばん気になるお金の話からです。
厚生労働省の調査によると、介護職員の平均給与額は月33万8,200円。前の年より1万3,960円上がっています。
| 平均給与額 | 月33万8,200円 |
|---|---|
| 前年からの増加 | +1万3,960円(+4.3%) |
※厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」。処遇改善加算を取得している事業所で働く、常勤・月給の介護職員の令和6年9月時点の平均。基本給に手当や一時金(賞与など)の一部を含んだ金額です。
ここで注意したいのは、これが「経験者も含めた平均」だということです。
未経験で入ったばかりの頃は、この金額より低いスタートになるのが一般的です。
そのうえで、資格を取ったり、夜勤に入ったり、経験を積んだりすることで、少しずつ上がっていく仕組みです。
「最初から高収入」ではありません。
でも、頑張りが資格と給料に反映されやすいのが介護職の特徴です。
介護職の働く場所は、施設によってまったく違う
「介護職」とひとことで言っても、働く場所によって仕事内容や働き方は大きく変わります。
| 働く場所 | どんなところ? | 働き方の特徴 |
|---|---|---|
| デイサービス | 日中だけ通ってくる利用者さんを支える | 基本は日勤のみ。夜勤なしで働きたい人向き |
| 特別養護老人ホーム(特養) | 介護が必要な人が長く暮らす施設 | 夜勤あり。介護の基本をしっかり身につけやすい |
| 有料老人ホーム | 民間が運営する高齢者向けの住まい | 施設ごとに雰囲気や待遇の差が大きい |
| グループホーム | 認知症の方が少人数で暮らす | 少人数なので、一人ひとりと深く関われる |
| 訪問介護 | 利用者さんの自宅を訪問して支える | 原則、初任者研修以上の資格が必要 |
たとえば「夜勤はどうしても無理」という人なら、デイサービスを中心に探せば解決します。
「介護はきつい」と言われる理由の多くは、自分に合わない施設を選んでしまったことから生まれています。
きつさの中身と、職場の選び方は介護職はきつい?大変と言われる理由と職場の選び方でくわしく解説しています。
未経験・無資格からでも始められる?
始められます。
施設で働く介護職は、資格がなくても応募できる求人がたくさんあります。
働きながら資格を取っていく人が多く、ステップはだいたい次のとおりです。
- 介護職員初任者研修
介護の基本を学ぶ入門の資格。130時間の研修で取れます。訪問介護で働くなら必要になります。
- 実務者研修
より実践的な知識を学ぶ資格。介護福祉士を目指すための条件にもなります。
- 介護福祉士(国家資格)
実務経験3年以上などの条件を満たすと受験できます。取れると給料や任される仕事の幅が広がります。
職場によっては、資格取得の費用を支援してくれるところもあります。
求人を選ぶときは、「資格取得支援があるか」もチェックしておきましょう。
介護職に向いている人・向いていない人
向いている人
- 人と話すこと、人の役に立つことにやりがいを感じる
- 相手のペースに合わせて待つことができる
- チームで声をかけ合いながら働きたい
- 資格を取って、手に職をつけたい
- 景気に左右されにくい仕事で、長く働きたい
向いていないかもしれない人
- 体を動かす仕事がどうしても苦手
- 人と関わらず、一人で黙々と作業したい
- 最初から高い給料を一番に求めている
「向いていないかも」に当てはまっても、施設の種類を選べばカバーできることもあります。
迷ったら、介護業界にくわしい人に相談してみるのが近道です。
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後悔しない介護職への転職の進め方
- 夜勤ができるか、どんな働き方がいいかを決める
日勤だけがいいのか、夜勤で稼ぎたいのか。ここで選ぶ施設の種類が変わります。
- 気になる施設は、見学してから決める
職員さん同士の声かけや雰囲気は、求人票では分かりません。必ず自分の目で見ましょう。
- 介護業界にくわしい人に相談する
施設ごとの内部の雰囲気は、業界専門のサービスのほうが詳しく知っています。
「いつか介護の仕事を」と思ったまま、また1年たっていませんか?
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知るところから始めよう
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